本名アルフレド・マインス。
普通なんですね。普通なところがなんていうか、あー彼も普通に（？）生きてたんだなーと感慨深くなりました。
秋田BOXプレ編全員勢揃い短編にて、生徒達の評価がありました。
各生徒の特性を生かして伸ばそうと思ったら、その方向に致命的な欠点があった……と。
あとよく覚えていないのですが、長編でコルゴンがチャイルドマン教室の離散後を評価して、「愛弟子達の離散にショックを受け、精神を病んだ」みたいな言葉があったとか。
私はそれを読んでいて、泣きたくなりました。
先生は完璧超人じゃなかった。ただ他人より魔術に長け、強かっただけで。
きっと最初は後継者を探す為、組織の力を使うためのチャイルドマン教室だった。でも次第に心の支え、癒し、拠り所に変わっていったんだろうなと思いました。
アザリーが怪物に変化し、キリランシェロが塔を去り、チャイルドマン教室が崩壊して。
一番ショックだったのは彼だったのかもしれない。
泣ける。
なんでオーフェンに登場する天然は事態を最悪にする為にあるんだろう。
あの人ただの口べたで使命感ばかりが強い普通の人じゃないか。
彼を本当の意味で理解できる人がいれば、未来は変わっていたのかな。
そう考えるとすごく悲しい。
だけどきっとオーフェンや、彼を覚えている人が志を後世に伝えてくれる。
……そう信じたいな。