屋烏の愛

ティッシ！
女性キャラではクリーオウの次に好きです。可愛い人だなと。
弱い様で強いのがクリーオウなら強いようで弱いのが彼女なんじゃないかと思っています。
あとすごく普通。
魔術の才能があっただけの普通の人、という印象が強いです。もしもそんな才能がなくて、両親が健在だったら全然違う生き方をしたんじゃないかなと（ケットシー家は魔術士の一族なので、普通のお家の生まれだったら、という過程で）
アザリーがどんな環境で生まれようと「アザリー」になるのと対照的に。
染まりやすい。
非常に女性としての性を強く持って生まれて来たのがティッシなのかなと。彼女が望んだ幸せ自体本当にごくありふれたものでしたしね。五年も弟と妹を待ち続けられたのも、女性ならではの感性だと思っています。
深窓のご令嬢が似合いそう（癇癪持ちだけど）
今時のキャリアウーマンよりも良妻賢母たる方が楽に幸せになれるタイプなんじゃないかなぁ。それを当人が良しとするかは別の話ですが。

ティッシは今幸せなのかな。家族を再び手に入れて幸せなのだと信じています。

前回更新が３月とか……。でも愛は衰えていません！！

最近ブラディ・バースという言葉に尋常ではないときめきを感じます。
だってマジクですよ！？マジクにときめくとか何事という感じなのですが、仕方ないですよね。
BOXで一番化けたのは彼だと思っています。
昼行灯、魔術戦士騎士団最強……萌え。

こうなってみると、東部編の彼の格好わるい悩みっぷりも意味があったということですよね。むしろそれがあったからこその愛おしさ！よくがんばって一人前になったね、がんばったよ、よしよしというおかん的感情を押さえられません（笑）

ところで彼は将来、結婚とかするのでしょうか。
個人的にはマジク×ラッツベインを推奨したい気持ちと、それは犯罪だろう……（遠い目）という気持ちが錯綜しています。だって乳幼児期から知ってる友達と師匠の娘……うーむ。
じゃあ普通の女性と結婚したりするのかっていうと……あの年でああいう雰囲気だと簡単にはしないと思うし。
ヴァンパイアの女性との悲恋も関係してるんでしょうね……だってマジクって恋愛に関しては……。
なのでそこをすっとばして、マジクをがんがんひっぱっていってくれるような人がベストなのじゃないかと思います。

……やっぱりラッツベインか（笑）

本名アルフレド・マインス。
普通なんですね。普通なところがなんていうか、あー彼も普通に（？）生きてたんだなーと感慨深くなりました。
秋田BOXプレ編全員勢揃い短編にて、生徒達の評価がありました。
各生徒の特性を生かして伸ばそうと思ったら、その方向に致命的な欠点があった……と。
あとよく覚えていないのですが、長編でコルゴンがチャイルドマン教室の離散後を評価して、「愛弟子達の離散にショックを受け、精神を病んだ」みたいな言葉があったとか。
私はそれを読んでいて、泣きたくなりました。
先生は完璧超人じゃなかった。ただ他人より魔術に長け、強かっただけで。
きっと最初は後継者を探す為、組織の力を使うためのチャイルドマン教室だった。でも次第に心の支え、癒し、拠り所に変わっていったんだろうなと思いました。
アザリーが怪物に変化し、キリランシェロが塔を去り、チャイルドマン教室が崩壊して。
一番ショックだったのは彼だったのかもしれない。
泣ける。
なんでオーフェンに登場する天然は事態を最悪にする為にあるんだろう。
あの人ただの口べたで使命感ばかりが強い普通の人じゃないか。
彼を本当の意味で理解できる人がいれば、未来は変わっていたのかな。
そう考えるとすごく悲しい。
だけどきっとオーフェンや、彼を覚えている人が志を後世に伝えてくれる。
……そう信じたいな。